結論、今すぐ庭じまいしたほうが良い

庭じまいはいつ始めたらいいの?

迷った、その時に始めるべきでしょう
この記事を読めば、庭じまいを急いだ方がいい理由がわかります。
家じまいと庭じまいの違い
「庭じまい」とは、敷地内の庭木や石などを処分すること。
住居の建物、住居の中にある家財などを処分する「家じまい」とは異なります。
「家じまい」をする前に、庭だけ処分することです。

売却、解体、リフォーム…
どうするか決まっていないです

いずれにせよ、
まず庭じまいを始める方が
増えてきてます
何故、真っ先に庭じまいする方が増えているのでしょうか?
理由その1:庭木や庭石などに資産価値は期待できない

庭木や庭石は資産。もったいないので庭じまい出来ません

庭が資産として扱われることは、めったにありません。
よほどの工事費用をかけた庭園でなければ、庭があることで評価額が高くなることはありません。
庭が資産として認められるケースはごく少数と言えるでしょう。
個々の庭木や庭石についても、買取価格がつくものはわずか。
むしろ、庭木をそのままにしていると評価額がマイナスになる可能性も…。
庭木の維持には費用がかかる
60代以上の世代には庭木にこだわりや愛着のある方が多い一方、現役世代の志向は真逆でしょう。
その最大の理由は維持費。
庭木は定期的な剪定、手入れが必要不可欠。
雑草についても年に3回は除草しなければなりません。
年間で数万円~十数万円に上る維持費の捻出は、現役世代にとって大きな負担となります。
そのような理由から、「価値がつく」どころか、
庭木は毛嫌いされる傾向が強くなってきています。
理由その2:解体や売却など、建物の処理が決まってなくてもOK
売りに出すのか、解体するのか扱いを決めかねている。
そういった方こそ、今すぐ庭じまいをすべきと言えるでしょう。
中には「少しでも見栄えをキレイにして、早めに売却を決めたい」
という理由で庭じまいを決めたオーナー様も。
後々、建物を解体して更地にするとしても、先に庭じまいを済まして問題ありません。
とにかく早め早めに庭じまいだけでも済ませることがベストな選択肢。

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なぜなら庭木や雑草が伸び放題の荒れた庭には、
様々なリスクがあるからです。
理由その3:庭の放置はリスクしかない
不審火、不法投棄、ハチの巣、倒木などなど。
放置された庭、荒れた庭、空き家の庭は、トラブルの火種。
大事に至る前に早めの庭じまいをオススメします。
不審火で火災発生
荒れた庭は、通行者から色々なモノを投げ込まれます。
よくあるのはタバコの吸い殻。
タバコの吸い殻が原因の火事は後を絶ちません。
都内では令和5年、661件ものタバコが原因の火災が発生。
(東京消防庁の発表)
これは全火災件数の15.3%を占める件数のようです。
産廃など不法投棄
荒れた庭には様々なゴミが投げ込まれます。
燃えるゴミやびんカン等であれば、大きな問題にはなりませんが産業廃棄物の不法投棄リスクも。
ここ数年、解体業者などの不法投棄が社会問題となっています。
残土やコンクリートなど、処分するのに高額な費用がかかる廃棄物。
これらを投げ込まれてしまったら、一個人では手に負えません。
高額な費用を負担し、泣き寝入りという事態を避けるためにも、荒れた庭は真っ先に綺麗にすべきでしょう。
スズメバチの巣が発生
荒れた庭を「食い物」にするのは、犯罪者だけではありません。
時に人の命をも奪うスズメバチ。彼らにとって荒れた庭は餌にあふれるオアシスと言えるでしょう。
彼らが厄介なのは殺傷能力にとどまらず。ハチが備えた帰巣本能は侮れません。
ハチは一度巣を作った場所に戻る本能があります。
そのため巣を駆除しても、同じ場所にまた巣を作る可能性があるのです。
倒木による大事故の発生
放置されて高くなりすぎた庭木。
倒木による大事故は後を絶ちません。
中には死亡事故になってしまったケースも。
倒木の原因は強風、大雨、台風だけではありません。
木そのものが病気などで弱っているケースが一定数あるようです。
一見わからなくても、実は木が老朽化している場合があります。
枯死、腐朽によって中身がボロボロになっているかもしれません。
私有地の樹木が倒れて発生した事故では、所有者や管理者に賠償責任が問われる可能性も。
事故を防止するためにも、庭じまいを急いだほうがいいでしょう。
木の成長→伐採費用が跳ね上がる
木は生き物。放って置くとどんどん成長します。
高くなりすぎた木は、あっという間に建物の屋根を越える全長に達します。
木の高さに乗じて、伐採費用も高額になっていきます。
枝葉や幹の総重量も増加。そうなれば伐採工賃だけでなく運搬・処分コストも増大します。
木の伐採費用は、幹や枝が短い方が安くなります。
庭じまいを今すぐにすべき理由。
それは庭木の伐採費用を抑える、といったメリットもあるのです。
まとめ:迷ったら今すぐ庭じまいを検討すべき
以上の理由から、「善は急げ」。庭じまいは早急に施工すべきと断言できます。
業者に依頼するのか、オーナーやご家族で実施するのか選択肢は様々。
庭じまいにかかる費用や、DIY(自分でやる)の手順などは別記事にまとめましたので、併せてご覧ください。

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