シュロ伐採で起こり得る事故3選
①チェンソーの故障
一般的な庭木と異なり、シュロはチェンソーでの切断が難しい部類になります。
その理由は、シュロの幹の表面を覆う繊維質。
表面の毛状の繊維質に、チェンソーの刃を当てると繊維質が刃に絡まってしまいます。
絡まってしまった繊維質を取り除くためには、チェンソーを分解しなければなりません。
状況によっては、刃を新品に替える必要が生じる可能性も。
チェンソーの分解や点検は、扱いに慣れている造園業従事者でもそれなりに時間を要します。
工具の扱いに慣れていない方であれば、故障などさらなる問題にも繋がりかねません。
②幹の落下による大事故
シュロの幹は、想像以上の重量があるので要注意。
写真は他の樹木の枝ですが、このサイズでも人力で運ぶことは難しいです。
全長8メートルであれば、シュロの重量は200キロにも上ります。
DIY伐採で最も危険なのは、幹の重量を見誤ること。
刃を入れる箇所を間違えれば、重量でチェンソーの刃が抜けなくなってしまうことも。
また、どれだけ幹を小分けに切っても、一辺あたりの重量もそんなに軽くはなりません。
5キロ以上の重さの幹が地上に落下した場合、その衝撃で大事に至るリスクもあります。
伐採作業に慣れていない方がDIYで取り組むと、大きな事故につながる可能性は否めません。
③脚立からの滑落
足を滑らせて脚立から転落する事故は後を絶ちません。
高齢者に多いといいますが、誰にでも起こりうるのが滑落。
脚立での作業に慣れている造園従事者にとっても決して珍しいことではありません。
(これを書いている人も、地上5メートルの高さから落ちたことがあります。)
作業に慣れていない方がDIYで取り組むと、大事故に繋がる可能性があることは否めないでしょう。
シュロ伐採のポイント
①繊維質を剥がす
シュロ伐採の最も大切なポイントは表面の毛状の繊維質を除去すること。
チェンソーの刃を入れる前に、絡まり防止のために繊維質を刃物を用いてしっかり除去しましょう。
②幹は30cmずつ切断
幹は重量が重いため、回数を分けて少しずつ切りましょう。
30cmを目安にして切ることを推奨します。
これにより一片あたりの重量を比較的軽めにすることが出来ます。
幹の転落などの事故防止策となります。
③2人以上で作業する
作業に集中していると、視野が狭くなり周囲の状況が把握しづらくなります。
事故防止のためにも2人以上の作業が望ましいでしょう。
歩行者や車両が通行した際、注意喚起できるようにしましょう。
シュロ伐採は業者に頼んだほうがいい
BEFORE
AFTER
参考価格(お支払い総額):52,800円(税込)
「一本あたり6,000円~」など最低料金、安さを強調した造園・植木の業者にはご注意ください。実際の支払いには出張費・処分料などが別途発生するケースがほとんどです。弊社サイト掲載の料金はお客様のお支払い総額を明記しております。
チェンソーの故障や物損事故、大きな怪我などを防ぐためにも、伐採はプロに依頼することをオススメ。
こちらの写真のケースでは所要時間は90分程度。
シュロの高さ、周辺状況などによって作業難易度、所要時間が異なります。
それによって費用も大きく変わるので、現地にて業者の見積もりが必須。
正確な費用を把握したい場合、見積もりについて造園業者に問い合わせましょう。