「業者に頼むと費用が高い

「1円でもお金を節約したい

そんな方に向けて

庭じまいに必要な道具・ゴミの捨て方

を一挙公開。

一読すれば

  • 庭じまいに必要なモノがわかる
  • モノの揃え方と費用がわかる
  • 予算の見通しがつく

よう、まとめました。

「庭じまい」自分で出来る作業

庭木の伐採(不要な植木を切って処分すること)

植木をまるごと切って処分することを「伐採」といいます。

幹を、地面から数センチ~20数センチ程度の高さでバッサリ切断。

「5尺の脚立で」作業できる程度の木であれば、DIY伐採も難しくないでしょう。

「5尺の脚立で届かない」高さの木については、業者に頼むことをおすすめします。

注意事項

木は見た目以上に重量があります。

高さ2メートル以上の木であれば、枝、幹を何回も分けて「高いところから」細かく切っていかなければなりません。

いきなり「地面から数センチの高さ」の幹にチェンソーを入れると大きな事故に繋がりかねません。絶対にやめましょう。

庭じまいを業者に依頼する場合の費用例はこちら

伸びた雑草の草刈り

放置して伸び切った雑草もどうにかしなければなりません。

伐採すれば伸びてこない庭木と異なり、雑草は刈っても刈っても伸び続けます。

少なくとも年に2回は草刈り、除草しなければなりません。

草刈り、除草の煩わしさから「防草シート」や「砂利」を設置する方も増えてきています。

砂利や防草シートを使った「庭じまい」事例はコチラ


植木鉢など不用品の処分

庭じまいでよく出てくる不用品といえば植木鉢。

植木鉢など「可燃ごみ」では出せないような、不用品処分も「庭じまい」の作業の一つです。

業者に頼まないと出来ないこと

以下の作業については重機が必要であるため、個人がDIYで取り組むことは困難です。

業者に頼む庭じまい作業

抜根(不要な植木を根ごと抜いて処分すること)
庭石の処分
ブロック塀の処分
池の処分
花壇の撤去
物置の撤去

抜根は業者に依頼

「地中の根っこごと抜き取り、木を処分すること」を抜根といいます。

重機などが必要なため、抜根は業者に依頼することをおすすめします。

庭じまいを業者に依頼する場合の費用例はこちら

必要な道具

刈払い機


除草作業については断然、刈払い機がおすすめ。
人力の草むしり、カマでの除草と比べて、圧倒的な速さで草を刈ることが出来ます。

チェンソー


高さのある木の枝や幹を切断するだけでなく、
低木や雑木を伐採する際も非常に役立ちます。

動力「エンジン」「電動」どっちがいい?

「バッテリー式、エンジン式どちらがいいか」

断然、エンジン式をオススメします。

刈払い機、バッテリー式ではパワー不足。

バッテリーの電圧次第ではありますが、18V程度では、草を刈ってるだけでモーターのコイルが焼け切れることも…。

※パワーのある=電圧の高いバッテリーは非常に高額。

園芸用工具については「混合燃料」で稼働する、エンジン式の方が間違いない選択と言えます。

脚立

用途に応じた高さ(尺)の脚立を用意しましょう。

枝切りハサミ・剪定ハサミ

枝を切る
切った枝を細かくする
雑木を伐採する

など使用する機会は多いです。

手のこ


細い枝、幹についてはチェンソーよりも「手のこ」で切ったほうがラクな場合も。
庭じまいの必須アイテムの一つです。

掃除道具

植木を切ると葉っぱや枝、木くずなどゴミが多く発生します。
ゴミを掃除するための「てみ」やほうき、熊手などの道具は必須。

車両(トラック)

伐採で発生した枝葉や幹を「持ち込み」で処分する場合は、搬出用の車両も用意しなければなりません。

伐採する木や幹の量によりますが、「大は小を兼ねる」ということわざにならって、大きめの車両を手配するといいでしょう。

工具類はレンタルがオススメ

ホームセンターによっては、チェンソーや刈払い機など園芸用の工具を貸出している場合があります。

最寄りのホームセンターに在庫確認

ホームセンターの規模や店舗によって、レンタル工具の取り扱いが異なります。
アクセスの良い最寄りのホームセンターに「チェンソー、刈払い機のレンタル在庫はあるか」事前に問い合わせるといいでしょう。

レンタル代の他に刃は別途購入

レンタル料金自体は一日2,000円程度。
あくまでレンタルは「本体のみ」というケースがほとんどです。
替刃を別途購入する必要があります。
チェンソーの替刃は2,000円~
刈払い機の替刃は1,000円~

幹や枝葉の処分方法

お住まいの自治体によって処分方法は異なります。

住んでいる自治体に問い合わせ

まずは自治体のごみ処分窓口に問い合わせましょう。

ごみ収集で出せる場合(可燃ごみ)

「可燃ごみ」として枝葉を捨てられる場合、ゴミ袋に詰めて「可燃ごみ」収集の日に出すことが可能です。

「ゴミ袋に収まるサイズ」まで枝を細く切り、ゴミ袋に詰めた上で収集スポットに出す形となります。
(枝を細かく切ることはかなり面倒な作業で時間がかかります。トラックなどで処分場に持ち込んだ方がラクかもしれません)

一方、細かくすることが難しい「幹」については「可燃ごみ」ではなく後述する「持ち込み」処分になる可能性が高いです。

処分場に持ち込む場合

自治体指定の業者まで自身で運搬して、「持ち込み」で処分するケースです。

「一般廃棄物処分業者」として、自治体から認められた処理施設が近隣にあれば「持ち込み」処分の方が手っ取り早いといえます。

「処理施設が近くにあるか」「処分料金はどの程度になるのか」こちらについても自治体に問い合わせて詳細を確認しましょう。

庭じまいを業者に依頼する場合の費用例はこちら

植木鉢などの処分方法・費用

土は「一般ごみ」ではない


植木鉢の「土」は区分上、「一般ごみ」ではなく「自然物」という扱いになります。
自治体による回収は行われておりません。

鉢から土を取り出し、不要になった土は庭に巻くなどして処理する必要があります。
また、不要になった土の引取を実施しているホームセンターなどもあるようです。

容器はサイズによっては「不燃ごみ」に出せる

陶器や金属製の植木鉢は、自治体の指定するサイズ以内であれば「不燃ごみ」として捨てることが出来ます。

サイズが大きな不用品は「粗大ごみ」

「不燃ごみ」指定サイズを上回る不用品については、粗大ゴミとして捨てることが可能な場合も。
植木鉢や不用品の処分方法についてはお住まいの自治体に問い合わせ、事前に確認しましょう。

自分でやる庭じまい・費用の目安

一日で作業を完了させた場合、

必要な最低限度の費用:29,800円(車両ガソリン代を除く)

購入品:合計12,000円

枝切りハサミ 3,000円

剪定ハサミ       1,000円

手のこ    2,000円

レンタルチェンソーの替刃 2,000円

レンタル刈払い機の替刃 1,000円

掃除道具 3,000円

レンタル費用:合計14,800円/一日

チェンソー 2,000円/日

刈払い機  2,000円/日

6尺脚立  800円/日

軽トラックレンタル料金 10,000円/日

燃料代:3,000円~

エンジン式工具の燃料代(混合燃料) 2,000円

チェンソーオイル 1,000円

車両のガソリン代

枝葉などの処分費用:※処分する枝葉の量による

※処分する枝葉の量による

業者に頼む場合の費用は

庭じまいを業者に依頼する場合の費用例はこちら

上記の費用は、あくまで最低限度の備品を揃えた金額。

自分でやるDIYとなると、「人的工数(作業を行う時間)」がどの程度にまでなるのか、というのは「ケースバイケース」でしょう。

「自分で出来る範囲のことは自分でやって」

「どうしても業者でないと出来ないこと」は業者に依頼する、というのも選択肢の一つ。

別の記事に、業者が行う「庭じまい」の費用例をまとめました。

庭じまいを業者に依頼する場合の費用例はこちら

庭じまいの費用や事例を知りたい方は、是非チェックしてください。